編集部より
今号は70号目の発行となります。出版している側からみると、よく70号発行まで漕ぎ着けたという思いがします。これも会員の皆様の支えのおかげです。本当にありがとうございます。
今回は5月のゴールデンウィークに開催しました「第2回ラテンアメリカへの道フェスティバル」についての特集となっています。今年はパラグアイが修交100年、ボリビアが移住120周年ということで取り上げさせていただきました。偶然にも両国は南米大陸の中央に位置し、海を持たない国です。政治的、経済的には他に劣るところもありますが、音楽的な部分では、誇るべき素晴らしい民族音楽を、楽器を、そして演奏者を輩出しています。
その上、パラグアイは100年に因んで100人のアルパによる演奏、ボリビアは120年に因んで120人によるシクリアーダの合奏と、それぞれ多くの困難を克服して、見事に成功させました。
今後もますます日本とラテンアメリカ諸国との文化交流に力を注いでいきたいと思います。皆様のますますのご支援をよろしくお願い致します。
≪目次≫
2. カルカス来日 ジャパンツアー2019
3. 目次
4. 日本-パラグアイ修好100周年
◆駐日パラグアイ共和国大使ラウル・フロレンティン=アントラ閣下
6. 日本人ボリビア 移住120周年
◆駐日ボリビア多民族国臨時代理大使アンヘラ・アイリョン閣下
8. 第2回ラテンアメリカへの道フェスティバル メイン・テーマと概要
10. 100人のアルパで祝う日本-パラグアイ修好100周年実行委員会
11. いくつものハードルをクリアした先には感動が
◆ルシア 塩満
12. 100人のアルパ奏者による祝賀演奏を終えて
◆アルパデュオソンリーサ 松木 ありさ
13. パラグアイへ、そして未来へ繋ぐ104人のアルパの輪
◆上松 美香
14. パラグアイ・エリア・CAL出演者と出店社
16. シクリアーダ・祝賀行進で祝う日本人ボリビア 移住120周年実行委員会
17. オルーロのカーニバルの再現
◆セノビア・ママニ
18. 歴史的な大成功
◆ルイス・カルロス・セビリッチ
19. 過去最高規模の大シクリアーダ
◆グルーポ・カンタテイ 島田 静江
20. 出会いはお台場から120人のシクリアーダ
◆牧野 翔
21. 120人のシクリアーダ祝賀行進に寄せて
◆菅沼 ユタカ
22. ボリビア ・エリア・CAL出演者と出店社
26. カルカス来日ジャパンツアー2019プログラム
28. カルカス来日ジャパンツアー2019新曲紹介
30. ボリビアに渡って20年、そしてカルカスと歩んだ16年
◆宍戸 誠
31. ありがとうKjarkas! 10年を経ても変らぬ素晴らしさ
◆長田 健
32. カルカス来日記念CDとDVD紹介
33. ラテン情報 上松 美香 ⁄ イルパウィ ⁄ Duo Fusion MASAMI uとoの上にはアクセントを
34. GUIA DE COLECCIONISTAS
戦前のSPレコード組物「中南米音楽アルバム」が復刻された。
◆高橋 研二
36. アミーゴ MUSIC サロン
◆三村 秀次郎
37. ディスク・ガイド
◆高橋 政資
38. 第19回フィエスタ・メヒカーナお台場 in Tokyo のご報告